シンプルでバランスのとれた形が地震に強い!
地震から大切な住まいを守るポイントをご紹介します
シンプルでバランスの取れた形が地震に強い
建物の形と壁の配置も耐震性に大きく関係してきます。地震に強いのは、平面的にも立体的にもバランスの取れたシンプルな形で、壁か各方向にバランスよく配置されている建物です。
理想的なのは正方形で総2階~バランスのいい形~
家の形は正方形が理想的です。2階建てより平屋建ての方が地震には強いといわれていますが、シンプルな形で総2階建てになっていればバランスはよく、比較的地震に強い建物といえます。
L字型やこの字型など平面図に形が整っていない家や、1階部分より2階部分の方がせり出している家、1階に車庫や店舗があり、壁のない一面がある家などはバランスが悪く、地震発生時に建物がねじれる現象が起こり、耐震性が低くなります。
壁の配置も大切な要素
バランスの良い壁の配置
建物の中心から見て、各方面に同じくらいの割合で壁が配置されている。 4隅に壁がある。
バランスの悪壁の配置
ある1面が窓など開口部で占められ、壁が極端に少ない、4方向の壁の配置にばらつきがあるなど。
サンコウホームではテクノストラクチャーで新築住宅を建てる際、『自動躯体設計システム』で事前に構造計算を行い、強さを確かめています!
いくら構造部分が強くても、従来のように構造体の組み方がカン頼みなら、耐震性の高い建物にはなりません。そのでテクノストラクチャーでは1棟1棟しっかり構造計算しながら設計しています。住宅は大きさや間取りが変わると、強さも変わります。例えば、吹き抜けのある3階建ての家など、形が違えば、その耐震性もかわります。強さにとって大切なのは耐力壁をバランスよく配置すること。建物の強さのために耐力壁は必要ですが、かといってむやみに入れればいいというわけではありません。耐力壁をバランスよく配置して、建物の重さの中心(重心)と堅さの中心(剛心)のずれをできるだけ小さくすることが大切です。Panasonicの『自動躯体設計システム』なら建てる前に構造計算でバランスを確認することができます。