ファブリックで音のない落ち着いた生活を/新築分譲・中古住宅の床を見るポイント
ファブリックで音のない落ち着いた生活を
ファブリックと呼ばれる布地や織り地を用いたインテリアは、部屋の雰囲気を温かく、落ち着いた空間にしてくれます。
ファブリックインテリアをとりいれて、穏やかな雰囲気の部屋づくりしてみませんか。
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ファブリックは吸音作用がある
家の中はいろいろな音で溢れています。テレビの音声や料理の音。掃除の物音や話し声、その他外からの音など種類は様々。活気があるとも言えますが、静かな空間で過ごしたい時もありますよね。
そんな時に役立ってくれるのがファブリック素材のアイテムです。毛足の長い絨毯やカーテンは立派に吸音作用があるので、外からの音や下の階への足音を吸い取ってくれます。
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クッションやブランケットも効果を発揮
クッションやブランケットなど、部屋の飾りとなるような小物も効果があります。雨が降っている時や台風の季節など、家で過ごす機会も増えることでしょう。
そんな時、毛足のあるクッションやブランケット、吸音作用のあるパネルがあれば、音を和らげてくれます。その上、インテリアのポイントとして空間づくりに役立ってくれますよ。
新築分譲・中古住宅の床を見るポイント
新築分譲または中古で住宅を購入するときは、しっかり造りを確認してから決めたいもの。
では、床はどこをどう見るようにすればよいのでしょうか。
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沈んでいる箇所はあるか、沈まないか
家に入ったときに、各部屋の床で沈む部分がないか、ちゃんと足を踏み入れ確認してみましょう。
もし、沈む部分を見つけたのであれば要注意。下地が劣化している可能性があります。その場合は部分的な補修が必要ですよ。
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傾いてはいないか
専門家は水準器を使いますが、もっと簡単な方法があります。テレビで床の傾きを測るのに、ビー玉を床に置いているのを見たことありませんか? たいていの場合、ビー玉は1000分の5の傾きの床に置くと転がります。1000分の6なら必ず転がるという実験結果がでています。
1000分の6以上の傾きがあるなら、問題です。ビー玉が転がった場合、床材のゆがみだけでなく 構造の変形や基礎の沈下も考えられます。その場合、購入は見合わせた方がよいでしょう。
床は1000分の3以下の傾きならば問題ありません。
フローリングは20〜30年ほどの耐久性がありますが、劣化が進んでいる場合は張り替えを検討しましょう。劣化部分に足を引っ掛け転倒してしまっては大変です。カーペットの部屋をフローリングにすることもできます。
家族が安心安全に暮らす上で、床のチェックは欠かせません。内覧の際は確認してくださいね。