新築祝いを贈る時のマナー★新築祝いと引っ越し祝いの違い
お祝いの品物は、喜んでもらえるものを贈りたいと思いますが、
どんなものを贈ればいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか?
注意すべき点などまとめてみました。
新築祝いを贈る際のマナーがいくつかあります。
気持ちよく受け取ってもらえるようポイントを押さえておきましょう。
相場
贈り物を贈る相手との関係性によって相場が異なります。
友人は5,000円~10,000円
職場関係の人は5,000円~10,000円
職場の上司に贈る際は「部下一同」と連名で贈るのも珍しくありません。
親は50,000円~100,000円
兄弟・姉妹は10,000円~30,000円
親戚の人は10,000円~30,000円
家族ぐるみの付き合いがあるような親しい相手には相場が上がっていくのが一般的です。
ただし、あまり高価になりすぎるともらった側が気を遣うこともありますから、
相手のことを思いやることを忘れずに!!
時期
入居してから1カ月~2カ月の間
新居の完成直後は、引っ越しや手続きなどで忙しくしていることが多く、贈り物を受け取っても対処が大変な場合があるからです。
お披露目会がある場合は、その時に直接渡すか、お披露目会の前日までに家に届くように手配しておきましょう。
お披露目会がない場合(事情により参加できなかった場合)は、相手が新居に引っ越しして少し落ち着いた頃に贈りましょう。
熨斗(のし)のマナー
のし紙は紅白の蝶結びの水引きを選びます。
表書きは「新築お祝い」「お祝い」にし、名前の欄は、苗字かフルネームを書きます。
手渡しの場合は表書きが外からわかる「外のし」で、
配送してもらう場合は汚れや傷を防ぐために「内のし」がオススメです。
新築祝いの贈り物
適した贈り物
相手の趣味にあったものや、実用的な生活雑貨などが適しています。
迷った場合は、受け取った方が好みの品を選べるカタログギフトも人気です。
控えたい贈り物
金額が目に見えてわかる現金、商品券
火事をイメージさせるコンロ、キャンドル、ストーブ
新居に傷をつけたり穴を開けたりする壁掛け時計、額(絵、ポスター)
広くスペースを取る大きな置き物、ソファー
相手を踏みつける意味がある履物(スリッパ)、敷物(マット)
ハンカチ、日本茶なども避けて贈るのがマナーです。
祝い事は縁起もだいじなので、ふさわしくないものを選ばないように注意しましょう。
「新築祝い」と「引っ越し祝い」の使い分け
新築祝い
新築の物件への引っ越し祝いを指します。
新築であればマンションの引っ越しも「新築祝い」です。
企業が事務所や自社ビルなどを新築したケースも「新築祝い」になります。
自宅をリフォームした場合は「改築祝い」や「増築祝い」になるので気をつけましょう。
引っ越し祝い
転居した人を祝う意味がありましたが、
新築祝いと区別するために中古物件へ引っ越しした時に使われることが多いです。
企業のオフィスが移る場合は「移転祝い」になります。
個人相手には使わないので気をつけましょう。
賃貸物件への引っ越しの場合は、「御餞別」になります。
最後に♡
相手にお祝いの気持ちがきちんと伝わり、心から喜んでもらえることが大切です。
マナーを理解し素敵な贈り物を贈りましょう。