家を印象付ける外壁の種類!主な外壁材とその特徴についてご紹介します!
外壁材には『乾式工法』のサイディングと、『湿式工法』の左官壁、
タイル、レンガ、石があります。
専用金具を使って留めつけるサイディングは、施工が簡単で工期が短いです。
かつては、モルタル(センメントと砂を混ぜ、水を加えて練ったもの)壁が主流でした。
モルタルより軽いサイディングは、建物に大きな負担をかけないというメリットがあり、
近年多くの住宅で採用されています。
一方、湿式工法では、個性的な外観が実現できるため、左官壁が見直されています。
窯業サイディング・・・
セメントやけい酸カルシウムの原料に繊維質材料を混ぜ、形成硬化させたもの
安価で耐久性・耐火性があり、デザインのバリエーションも豊富です。
厚みはくぎ打ちで容易に施工できる、14mmと質感が高い15mm以上があります。
最近の製品は塗膜の耐久性が向上しており、セルフクリーニング機能を付加したタイプもあります。
金属サイディング・・・
表面の金属板と芯材に断熱材や遮音材を組み合わせたもの
ほかの外壁材より軽く、建物に負担をかけにくいのが特徴。シャープでモダンなデザインで、
人気が高まっています。さびに強い鋼板の弱点を克服し、特殊なめっきで耐久性を
高めたガルバリウム鋼板を使ったものが増えています。
塗り壁・・・
モルタル壁を下地に左官材を塗るか、塗料を吹き付けて仕上げたもの
表現力が高く、サイディングと違って曲面への塗布も得意なことから、
個性的な外観が実現できます。日本の伝統的な壁仕上げの漆喰壁も塗り壁になります。
ALCパネル・・・
軽量気泡コンクリートに鉄筋をいれたもの
パネル内部に多くの気泡が含まれることから、通常のコンクリートの4分の1と軽く、
高い断熱性を持っています。耐火性に優れ、防火地域、準防火地域の外壁材として適しています。