屋根の形と屋根材の種類!防水性に大きく関わってくる、屋根の形状をご紹介します!
屋根は雨風や直射日光など、過酷な条件にさらされている部分のため、
耐久性の高い材料が使われています。
屋根材の種類は主に、人工スレート、金属、瓦の3つです。
セメントを繊維質材料で強化した人工スレートは、
天然スレートと呼ばれ、耐久性が高いです。
金属には銅やアルミ合金、トタン、ガルバリウム鋼板などがあり、
軽量で加工しやすいのが特徴です。
瓦は、耐久性が高いのが特徴です。
防水性には、屋根の形状も大きくかかわってきます。
主な屋根の形状
切りづま屋根・・・
屋根の原型といわれ、代表的な屋根の形です。
多様な形態が可能で、防水面の弱点が少ない形状です。
片流れ屋根・・・
最もシンプルで経済的な屋根です。特殊な部分が少ない分、防水性も高いのが特徴です。
寄棟の屋根・・・
代表的な形状の一つで建物の4周に軒が回るため、外壁の保護に有利です。
工事費は切妻よりも割高となります。妻壁がないため、小屋裏換気がとりにくいのがデメリット。
入母屋屋根
上部に切り妻、下屋に寄棟を組み合わせた形状です。
日本特有で社社寺建築などで見られます。
ヴォールト屋根
曲面の屋根です。個性的な外観が可能となります。
施工の難度は高く、工事費もかかります。
屋根材も限られてきます!