収納場所を考える~衣類の収納場所・雑貨類の収納場所~
衣類の収納場所を考える
どこのご家庭でも、増え続ける衣類の収納には頭を悩ませているのではないでしょうか?
これらを各部屋のクロゼットやタンスに収納し、家族の一人一人が『自分の衣類』を
管理することが前提ですが、子供のいるご家庭や、少人数家族では、
衣類収納室を設け、家族の衣類を一か所にまとめる方法もあります。
家族の生活パターンに合わせて位置にあるとより良さが生きます。
着替えもできるように十分な広さをとり、姿見や暖房設備が備わっていれば
さらに使いやすい場所となります。
◎一か所にまとめて収納
クロゼットから着替えをとる、脱いだ衣類を洗濯機に運ぶ、取り込んだ洗濯物を
しまうという3つの作業を効率よく行える配置です。
◎ウォークインクローゼットの寸法
ウォークインクロゼットは内部に引き出しや棚を細かく設けないほうがいいでしょう。
物をつめこみすぎて取り出しにくくなるからです。
子邸だな1枚とハンガーパイプ程度がいいです。
パイプの高さは持ち服を想定して決めます。
つるさない物の収納は手持ちのタンスを持ち込むか、市販の収納ケースを利用しましょう。
雑貨類の収納場所は?
リビングやダイニングなど家族で過ごす部屋に、収納が少ない家がよくあります。
リビングはテレビをみたり、本や新聞を読んだり、編み物などの趣味が行われる
ことも考えられます。ダイニングまわりにも小さな雑貨類が多いです。
これらの『物』に定位置がないと当然散らかります。
片付けるのが面倒で、出しっぱなしになる可能性も高いです。
リビングや食卓まわりに収納を設け、すべての物に置き場所をつくり、
『使ったら戻す』ことが簡単にできるような収納を意識しましょう。
◎リビングの収納
細々とした雑貨類がうまく収納しがちなリビングは、壁面を利用して収納にするとよいでしょう。
◎小上がりの下を利用した収納
畳の小上がりの下を収納にし、『使ったら戻す』が簡単にできるようにします。
この場合、引き出しをキャスターに式にしておけば、ある程度の大きなサイズでつくっても
出し入れがしやすいです。
◎食卓周りの収納
卓上調味料、箸立て、急須やお茶葉、テッシュ、リモコンなど、食卓の上には
物がたまりがちです。そこで、近くに取りだしやすい収納を設け、片付けやすくしましょう。