梅雨の体調管理と湿気対策と窓の役割
梅雨時は天気が崩れやすく、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わるシーズンです。さらに、雨の日の涼しい気温と蒸し暑さの両方を感じやすく、
寒暖差が生じる時期でもあります。こうした気圧の変動や寒暖差といった外的要因が、ストレスとなって心身に影響を与えるのです。
特に雨の多い梅雨時や気候が変化する季節の変わり目は、きちんと体調管理することが大切です。
梅雨時の天気の特徴を知って体調管理!
ストレスを受けると、私たちの体内では自律神経が刺激を受けます。自律神経は体を活発にする交感神経と、リラックス状態にさせる副交感神経があり、
この2つの神経がバランスをとりながら、さまざまな器官の働きを担っているのです。
交感神経は、気圧の変動や寒暖差に抵抗するために働きます。しかし、交感神経が優位な状態が続くと、緊張状態が続くためエネルギー消費も増え、
疲労やだるさを感じやすくなることも。さらに、めまいや不安感を引き起こしたり、片頭痛やリウマチなどの慢性痛を感じやすくなったりするのです。
あと、梅雨時はカビ・ダニの繁殖、食中毒なども増えます。
寒暖差の激しい生活は自律神経系に影響を与えるので、室内、屋外の温度を考えながら空調設定を考えることが大切です。
温度は25℃、湿度50%くらいの環境設定が理想的と言えると思います。快適な温度は人それぞれですから、自分に合った環境設定をするとよいでしょう。
自律神経のバランスを整え、きちんと心身を休めることも重要です。
部屋から湿気を追い出そう!
最近の住宅ですと、どうしても屋内に湿気がたまりやすくなります。
家の中での湿気を出すモトは、人体そのもの、調理や洗濯物、室内にある観賞用植木、水槽や浴室などです。
できるだけ湿度を取り除くことが大切。除湿機をかけたり、こまめに換気をしたりして、湿度を下げましょう。
ダニやカビの発生を防ぐには湿度管理が重要です。
湿度計を設置して、家の中の湿度管理を見直してみてはいかがでしょうか。
梅雨時の湿度対策にも窓!
雨などで思うように換気ができずジメジメと不快な感じが続くときも、断熱性の高い窓なら、エアコンの利きがよくなり、湿度対策にも有効です。
湿気がこもりやすいお風呂の窓には、ガラスルーパー窓やオーニング窓なら、視界をさえぎりつつ換気のしやすいお風呂場づくりがしやすくなります。
浴室でも使用できる二重窓や、断熱効果のある窓なら、ヒートショック対策にも結露対策にも有効です。窓選びで人も家も健康にしてくれます。