不動産の広告を見てみると、『用途地域』という項目があるのをご存知ですか?

深く考えず、見逃している方も多いのではないでしょうか?

戸建ての家や、建物を建てるための土地を購入する際、

その土地が自分の求めている環境の地域であるか、利便性はどうか、

建物を建てるのであれば、その土地に建てられる建物の種類や規模なのか、など

『用途地域』を確認し、理解しておくことはとても重要です。

今回は、周辺地域の環境やその地域の利便性が分かる『用途地域』についてまとめてみました。

 

『用途地域』とは?

『用途地域』とは、「都市計画法」という街づくりのための法律に基づいて

人々の快適な暮らしを守るために、<建てられる建物>の種類や用途、建物の高さや規模などの

制限を定めたものです。

『用途地域』は大きく分けて、【住居系】【商業系】【工業系】の3種に分けられており、

さらに【住居系】8種、【商業系】2種、【工業系】3種の13種類の地域に細分化されています。

「都市計画法」に基づいて指定された「都市計画区域内」は、これら13種類の『用途地域』に

『無指定地域』を加え、計14地域に区分されています。

似た用途の建物をまとめることで、それぞれに適した環境が守られ、効率的に都市活動を行うことが

できるように、『用途地域』が指定されているのです。

 

【住居系用途地域】

『住居系用途地域』とは、住環境が優先されている地域です。

8つの地域に分けられています。

≪第一種低層住居専用地域≫

低層住宅のための地域。

戸建て住宅や共同住宅のほか、小規模なお店や事務所をかねた住宅、小・中・高校、図書館、

老人ホーム、診療所、保育所などが建てられる。

高さ規制があり、最大12m以下(3階建て程度)。

店舗は床面積の合計が50㎡以下。

◆環境・利便性◆

閑静な住宅街。

周辺には、規模の小さい限定的な店舗しかなく、日常の買い物が不便に感じることも。

都会の騒がしさから離れたい人、広い庭付きの住居を求める人におすすめの地域。

駅から少し離れているため、車を利用する人など。

≪第二種低層住居専用地域≫

主に低層住宅のための地域。

『第一種低層住居専用地域』の用途に加えて、コンビニや日用品販売店、レストランなどの

小規模な店舗が建てらる。(床面積150㎡以下、3階建て未満)

◆環境・利便性◆

コンビニなどの小さなお店があり、生活するうえで少し便利な環境。

閑静な住環境と利便性の両方を求めている人におすすめの地域。

≪第一種中高層住居専用地域≫

中高層住宅のための地域。

4階建て以上のマンションや、病院、大学、中規模の店舗や飲食店などが建てられる。

(床面積500㎡以下)

◆環境・利便性◆

ある程度静かな住環境で、日常の買い物がしやすい環境。

主にマンションを中心とし、集合住宅や戸建、店舗が混在した活気のある地域。

分譲マンションを購入したい人、近くに大きな商業施設はないが、

買い物などの利便性を求めている人におすすめの地域。

≪第二種中高層住居専用地域

主に中高層住宅のための地域。

『第一種中高層住居専用地域』の用途に加えて、日用品販売店舗のほか、中規模のオフィスビルや

飲食店、銀行の支店など地域に必要な利便施設が建てられる。

(店舗部分は2階建て以下、かつ床面積1,500㎡以下)

◆環境・利便性◆

中規模の商業施設が近くにあり、買い物に便利な環境。

生活の利便性を求める人におすすめの地域。

≪第一種住居地域≫

住居の環境を守るための地域。

住宅、病院、大学、店舗や飲食店、オフィスビル、事務所、ホテル、商業施設などが建てられる。

(床面積3,000㎡以下)

◆環境・利便性◆

商業施設が建ち並び、賑やかな環境。

夜道も明るく、駅に近い場合が多いので、生活の利便性を求めている人におすすめの地域。

≪第二種住居地域≫

主に住居の環境を守るための地域であり、住居と店舗、事務所などの併存を図る地域。

『第一種住居地域』の用途に加えて、ボーリング場、カラオケ店、パチンコ店、大規模商業施設など

が建てられる。(床面積3,000㎡超、10,000㎡以下)

◆環境・利便性◆

『第一種住居地域』よりもさらに賑やかな環境。

近くに遊べるところも多く、一人暮らしや若い人におすすめの地域。

≪準住居地域≫

道路の沿道において、自動車関連施設などの立地と、これと調和した住居の環境を

保護するための地域。

『第二種住居地域』の用途に加えて、車庫や倉庫、自動車修理工場(作業場の床面積150㎡以下)、

小規模の劇場や映画館(客席部分200㎡以下)などが建てられる。

『住居系用途地域』の中では、最も許容範囲が広い地域。

◆環境・利便性◆

近くに国道や幹線道路がある環境。そのため車で移動をする人におすすめの地域。

分譲マンションが多い地域なので、分譲マンションを希望する人など。

≪田園住居地域≫

農業の利便性を図りながら、低層住宅の環境を守るための地域。

建物の制限的には『第一種低層住居専用地域』とほぼ同様。

住宅に加え、農産物の直売所、農家レストランなど農業の利便増進に必要な店舗、飲食店などが

建てられる。(床面積500㎡以下)

 

【商業系用途地域】

『商業系用途地域』とは、主に商業施設などが優先されている地域ですが、

住宅を建てることもできます。

2つの地域に分けられています。

≪近隣商業地域≫

まわりの住民が日用品の買い物などをするための地域。商店街や鉄道駅周辺、

郊外の小規模商業地など。

住環境悪化の恐れがある工場や、危険性の高い工場以外は、さまざまな用途の建物が建てられる。

ただし、キャバレーやナイトクラブ、風俗営業店などは建てられない。

店舗、飲食店であれば面積の制限なく建てられる。

◆環境・利便性◆

生活の利便性は高いが、人や車の往来が多く騒々しい環境。

生活の利便性を重視する人におすすめの地域。

≪商業地域≫

銀行、映画館、飲食店、百貨店などが集まる地域。ターミナル駅の周辺部など、中心商業地。

住宅や小規模の工場も建てられる。

店舗、飲食店であれば面積の制限なく建てられる。

また、『近隣商業地域』と異なり、キャバレーやナイトクラブ、風俗営業店などの建物も建てられる。

◆環境・利便性◆

あらゆる施設が建てられるので、『近隣商業地域』よりも騒々しい環境。

ターミナル駅など大きな駅や、大きな商業施設が近くにあるため、利便性は高い。

住環境よりも利便性を重視する人におすすめの地域。

 

【工業系用途地域】

『工業系用途地域』とは、主に工場などが優先されている地域ですが、

『工場専用地域』を除いて、住宅を建てることもできます。

3つの地域に分けられています。

≪準工業地域≫

主に環境の悪化をもたらすおそれのない工業の利便を増進するための地域。

環境悪化のおそれがある工場や、危険性の高い工場、風俗営業店のほかはほとんど建てられる。

住宅、学校や病院、ナイトクラブ、ディスコなどの建物も建てられる。

◆環境・利便性◆

工場と住宅や店舗が混在している環境。

生活の利便性は高い。

小学校など教育施設も建てられるため、マンションも比較的多い地域。

≪工業地域≫

主に工業の利便を増進するための地域。どんな工場でも建てられる地域。

ただし、学校や病院、ホテル、映画館などは建てられない。

住宅やお店は建てられる。(10,000㎡以下)

◆環境・利便性◆

トラックなどの交通量が多い騒がしい環境。

環境を悪化させる工場や、危険性が高い施設なども建てられるため、周辺環境に注意が必要な地域。

≪工業専用地域≫

工業に特化した土地利用を図る、工場のための地域。

どんな工場でも建てられる。コンビナートのような大規模な工場が集まる地域。

ただし、住宅やお店、学校、病院、ホテル、映画館などは建てられない。

 

 

いかがでしたか?

周辺の環境や利便性がわかる『用途地域』について、お分かりいただけたでしょうか😊

以上のように、『用途地域』が指定されている地域においては、<建てられる建物>と

<建てられない建物>が定められており、建物の種類や大きさなども制限されているため、

それぞれの地域において周辺環境や利便性が異なります。

しっかり理解しておかないと、後々後悔することになるかもしれません。

家や土地を購入する際は、まず『用途地域』を確認し、周辺環境や利便性を考慮して、

自分の理想とする暮らしに合う『用途地域』かどうかを検討するようにしましょう。

ご参考になれば幸いです

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