新築住宅にカーテンレールがなかった!こんな経験ありませんか?カーテンレールが別途工事になる理由 カーテン等の種類についてお話します。
新築住宅の引渡し直前に全ての窓にカーテンレールが付いてないことに気づいたのです!
住宅メーカーに確認したところ、
『カーテンレールは施工費に含まれておらず、個人で手配するものです』と言われました。
結局、別途料金を支払い、カーテンレールを取り付ける工事にしたのです。
そこで、カーテンレールは標準的な契約の範囲に入らないのか疑問に思いました。
回答
住宅メーカーや工務店なでの建築業者と契約【工事請負契約】をする場合、
カーテンレールは標準契約に含まれないことが一般的です。
その為、別途契約《オプション契約》になる事が多く、その場合見積書には
『別途工事』などと記載されています。
契約や見積もりの時点で「契約内容に含まれているのか」、
「オプション契約の場合は金額がいくらになるのか」等を業者に確認しておく
必要があります。
カーテンレールのデザインはどう決まる❓
カーテンやカーテンレールは、家を建てる人⦅施主⦆の好みやこだわりにより、
デザインやサイズなどの違いが大きくなります。
例えば、カーテンの【ひだ】の取り方によりレールの長さが変わります。
また、木製のポール状のものを用いる場合や、ブラインドを設置するためにレールが不要
となる場合もあります。
カーテンとレールのデザインや仕様が合わなくなることを避けるために
通常は施主の好みでカーテンのデザインを決めた上でレールを決めます。
このような特長を持っているため、カーテンレールは、標準契約には含めず
別途契約(オプション)扱いになる事が多いようです。
見積金額に含まれているかどうか確認するにはどうしたらいい❓
契約書に添付される設計図書の仕様書「仕上げ表」の備考欄などを見ると、
見積金額に含まれているかを確認することができます。
カーテンレールは、この欄に『別途工事』などと記載されており、
見積金額には含まれていないことが一般的です。
見積りに含まれている場合には、見積書のこの欄に「カーテンレール付き」、
「Sシングル」、「Dダブル」など記載されています。
※ 住宅メーカーによっては、カタログやモデルハウスで標準契約の
仕様の内容を確認できる場合もあります。
契約時に確認しておきたいこと
カーテンレールなど標準契約に含まれないものについては、
契約の際に業者が施主の意向を確認することが望ましいです。
しかし、すべての業者が施主に確認をするとは限りません。
契約時の説明が不十分な場合、後からトラブルになる事も考えられます。
この様なことがないように、契約や見積もりの時点で確認しておくことが大事です。
『標準契約に含まれるものは何か?』、『オプション契約の場合の金額はいくら?』
について、業者に確認しておきましょう。
次に、カーテン等の種類をご説明していきましょう
戸建ての新築など、新生活が近づくと、インテリアにこだわった家とまで
いかなくても、家電や家具選びなどでワクワクしますね
家具は揃えたけどカーテンはどうしたらいいのか考えてしまいます。
カーテン次第で家の中の雰囲気はかなり変わりますからね
そこで、今回はカーテンの種類をお話したいとおもいます。
カーテンの種類
ダブルカーテン
ドレープと呼ばれる厚手のカーテンと光を通す薄手のレースのカーテンを
組み合わせているのがダブルカーテンです。
一般的にカーテンと言えば、このダブルカーテンのことを言います。
ダブルカーテンは薄手の『レースカーテン』と厚手の生地の『ドレープカーテン』
という2つのカーテンで構成されているのでダブルカーテンと呼ばれているんです。
ロールスクリーン
ロールスクリーンの特徴は、上部で巻き上げるので、
開口部がスッキリと見えることです。
窓周りだけでなく、間仕切りや収納の目隠しとしても使うことがあります。
例えば、建具のない和室などで、日頃は開放的な和室として使い、
誰かが和室に泊まった時にはロールスクリーンを降ろして部屋として使います。
また、洗面脱衣室で洗面室と脱衣室を区切りたい時や、洗濯機を隠したい時などにも
ロールスクリーンを使うことがありす。幅広い用途で使うことができるので
とても便利ですね
ブラインド
何枚ものスラット(羽根)が組み合わさって出来ているブラインド。
スラット(羽根)の材質によって見た目や質感が違います。
ブラインドの種類としては、ウッドブラインド、アルミのブラインド、
樹脂製のブラインドなどがあります。
★ウッドブラインドはスラットに天然木を使用して、重量感と存在感を
出したい時に使います。
アジアンテイストのインテリアとも相性がいいんですよ
★アルミのブラインドを使えば、モダンでシャープな印象を与えて、
スッキリしたインテリアに最高です。
★樹脂製のブラインドは、ベネシャンブラインドと呼ばれ、
ユニットバスでも使用できますが、少し見た目が安っぽく見えてしまう
ことがあるので注意が必要です。
ブラインドを家で使う場合は、オフィス感が出ないようにしてくださいね。
縦型ブラインド
縦型ブラインドとは、垂直にスラット(羽根)を並べたブラインドです。
大きな掃き出し窓に使われることが多く、普通のブラインドに比べて出入りが
頻繁な場所でも使いやすいのも大きなメリットと言えます
また、光の調節もしやすく、特に縦型ブラインドは縦のスラットがキレイで
部屋がお洒落に見え、高級感が出るのも大きな特徴なんです
※横型、縦型どちらのブラインドにも共通して言えることが、
ブラインドは、光の量を調整しやすい反面、断熱瀬能や、遮音性は高くないので、
サッシの性能が悪い家で使用する場合は注意が必要です。
《冬場の暖房の効きに大きな影響があります》
シェード
シェードは、生地を水平にたたみながら、上下に昇降させて使います。
ロールスクリーンと同じように布溜まりが上部にできるので、
カーテンと比べると部屋がスッキリと見えるのが特徴です。
チェーンやコードで巻き上げる仕様なので、長期間使用していると
経年劣化で商品が故障する可能性があります。
《ご自身で簡単に部品の交換がデキる場合があります》
シェードは上げ下げに手間が掛かるので、頻繁に上げたり下げたり
するのには向いていないので、主に小窓に使うのがオススメです
プリーツスクリーン
プリーツスクリーンは、和室、洋室どちらにも映えるデザインが特徴です。
素材も様々で、和紙や不織布を使ったり、色合いだけでなく質感も
楽しむことができます。
また、プリーツスクリーンの断面をハチの巣状【ハニカム】にしたものを
ハニカムスクリーンといって、プリーツスクリーンよりも断熱性がかなり
向上するので、寒がりな方にはとてもおすすめですよ
プリーツスクリーンを使うときは色の組み合わせをぜひ楽しんでください
カーテンの効果
自然光の量の調整
カーテンをつけることで、部屋の中に入ってくる光の量をコントロール
できるようになります。光を入れたい時はレースのカーテンを使用し、
光をカットしたい時はドレープを使えばカットできます。
また、遮光カーテンなどもあるので、夜勤で昼間に睡眠をとらないと
いけない人や、寝室の側に街灯がある場合なんかにとても重宝します。
内外からの視線の調整
カーテンは光の調整だけでなく、視線の調整にも役に立ちます。
昼間は家の中が外から見えにくいので、レースのカーテンで
光を入れながら視線をカットし、夜は家の中が外からよく見えるので、
遮光性能の高いカーテンを使って家の中が見えないように視線を調整できます。
※UVカットのレースカーテンも販売されています。
暑さや寒さを和らげる
カーテンを付けることで夏の直射日光を防いだり、冬は暖房の効きを
良くすることができます。
※ブラインドなどは、断熱性能はほとんどできないため、何を窓周りに
取り付けるかで家の断熱性能が違ってきます。
防音などの機能性
カーテンには防音性能を高めた物や、防炎性能が高い物があるので、
大きな音量で映画を見たり音楽を掛ける部屋では、防音性が高いカーテンを
つかうのが良いでしょう。
カーテンがあるか無いかで、音の漏れ方が結構違ってくるんですよ💦
インテリアとしての雰囲気づくり
カーテンは、家具と同じように家の雰囲気を大きく変えてくれます。
ブラインドを使えばモダンな印象になるし、縦型ブラインドは、
部屋に高級感が出てカッコ良く見えたりします
今回は、新築住宅にカーテンレールがついていない理由とカーテンの種類の
お話をさせて頂きました。新築で家を建てた場合、カーテンレールについて
きちんと業者と確認しておくことがわかりましたね。
カーテンの種類もあるので、家具と合わせて部屋の雰囲気に合うカーテン選びを
家族と一緒にするのが楽しくなりますね