平面図や断面図を確認しましょう!
平面詳細で細部を決める
基礎設計が終わると、工事の実施に必要な図面を作成する
実施設計に入ります。
通常、設計担当者との打ち合わせでは、縮尺1/50の平面詳細図を
用いて細部を決めていきます。
平面詳細図は基本的に、建物の床上1mくらいのところを水平に切って
上から見た図になっています。
主に、柱・壁・開口部・階段・造り付家具が表わされます。
テーブルや椅子、戸棚などの家具や電気製品なども表記されているので
部屋に置いたときの大きさや使い勝手を検討しましょう。
構造図で安全確認を
基本設計が少し進んだ段階で、地盤調査を行います。
そして基礎の種類を決めるのですが、
サンコウホームでは基本的に『べた基礎』を採用しています。
床下の断熱や防湿にも最適です。
実施設計に入ると、平面図などと一緒に構造図も検討されます。
構造図は、伏図・軸組図・基礎伏図がセットになっています。
伏図には、基礎伏図・床伏図・小屋伏図などがあり、縮尺は1/100が一般的です。
構造を見下ろした状態で表し、各部材の寸法が示されています。
軸組図
軸組図は、構造材の立面図ともいうべきものです。
X方向・Y方向の主要な通りで図面が描かれ、
軸組図には柱・間柱・筋交いや窓の下地枠
などが表わされています。
筋交いの金物の納まりは特に重要なので、詳細図で示されます。
基礎伏図
基礎の位置や形状を表します。
土台がのる部分は実線で描かれます。
アンカーボルトは、小さな丸で表します。
梁伏図
建物の構造を上から見下ろした状態で表します。
主な部材の位置と寸法を確認しましょう
補強のために斜めに入る火打材も位置を確認しましょう。