失敗しない注文住宅の土地探し&お得な『すまい給付金・住宅ローン控除』
注文住宅で失敗をしないコツはまず良い土地を選ぶこと!
注文住宅は建売住宅を購入するよりも、費用がかかりますが、その分自由度も高いです。真っ白なキャンパスに自分の理想の家を描いていく、そんな楽しみが味わえるでしょう。
しかし家を建てるにはキャンパスとなる土地選びも重要です。
もし不満の残る土地を買ってしまっても、家は簡単に住み替えられるものではありませんから、金銭面、時間面で大きな負担が発生するでしょう。
土地選びで失敗しないためのポイント
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求める条件を明確にする
『何が良い土地といえるのか』という点を明確にすることから始めます。駅からの距離、方角、周辺環境、そういった好みは人によって全く違います。
広告に「好条件!」と書いてあってもそれが自分に当てはまるとは限らないのです。本当に自分たちが求める条件を見定めないと、良い土地選びはできません。
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形や方角を見る
人気なのは当然日差しの入りが良い南向きの土地ですが、その分、価格も高いです。逆に旗竿地などは土地の立地が良くても形状が個性的なので割安なこともあります。
空いている土地が西向きしか無いというエリアもあるでしょう。諸経費を含めた予算をしっかり考え、その予算内で変える良い条件の土地を探します。
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周辺環境の調査
最後に駅から何度も歩いて、周辺環境を知ることです。朝と夜では駅からの道の様子も全く代わりますし、歩道橋や踏切があれば想定以上に時間がかかることもあります。
一生を過ごす場所になるかもしれないのですから、何度も納得するまで土地選びには時間をかけてください。
知ってましたか。家を買うとお金がもらえる『すまい給付金』
家は一生でも最も大きな買い物!大半の人にとってはそうなりますよね。
さらに住宅ローンを背負うことになるので、その負担は計り知れないものがあります。
さらに家を買えば固定資産税もかかるし、新築の家の場合は消費税も取られるから出費が多くてもう頭がパニックになりそう~ そういう方、居ないでしょうか?
でもご安心ください。実は今は、家を買った時似、収入に応じて一時的にお金がもらえる制度があるんです。その名も「すまい給付金」と言います。
すまい給付金とは
これは元々収入が多くない人たちが、住宅を購入した時の補助として導入された制度ですが、消費税が8%から10%に増税されたタイミングでの不公平感を無くすための制度としても今では利用されています。
家の受け渡しの時期によって消費税が課税されるタイミングが違うため、増税の時期が定まらないと安心して家を買えない人もいます。しかしすまい給付金は消費税が10%になった時に新築の家を購入した人に手厚い助成金が支給されるのです!
すまい給付金の例
消費税8%時では年収425万円以下で30万円支給、510万円以下で10万円支給となっています。しかし10%になれば年収450万以下ならば50万円、年収775万円の人でも10万円を受け取れます。
支給を受けるには50m²以上の新築住宅や、一部の中古住宅などの要件もあるので、専門サイトでしっかりチェックし、受け取るための手順もしっかりと理解しておきましょう。
節税効果は絶大!知らないと大損をする『住宅ローン控除』
新築で家を買う、このなかなかお給料が上がりにくい時代においては、かなりの決心と多額の負債を背負いながら生きていく宿命を自らに課す決断と言えるでしょう。
それでも「自分の城」を手に入れられるという魅力はやはり大きなものであり、他では味わえない達成感、満足感を得られるものでもあります。
そんな新築住宅の購入の際には、ほとんどの人が住宅ローンを利用することになると思いますが、住宅ローンの金額に応じて、所得税に対する控除が受けられることをご存知でしょうか。
ローンの融資を受ける際に説明されることも多いと思いますが、大まかな概要を知っておき、住宅購入の翌年には必ず確定申告をするようにしましょう。
住宅ローン控除の内容
1. 年末の時点で残っているローン残額の1%(最大40万円)を所得から控除する
2. 住宅ローンは最大で10年間まで 40万×10年で10年間で400万円の控除効果がある
3. 長期優良住宅などは年間50万、最大10年500万の控除を受けられる
4. 住宅購入の翌年、2月15日からの確定申告期間に届け出をする。2年目以降は確定申告は不用で、勤務先に書類を提出すれば良い
というものになっています。サラリーマンは普段確定申告をしないので、なかなか面倒ですが、人によっては1年10万円以上税金が返ってくることもあります。また中古住宅の購入でも要件を満たせば控除を受けられます。
税務署などで詳しい手続の方法を教えてくれますし、インターネットでも解説しているサイトがあります。忘れずに確定申告をおこないましょう。