『理想のトイレの作り方』 TOTOの水まわりガイド「レストルーム」編から、建築家の方のお話を交えて≪理想のトイレ≫を選ぶ際の着眼点などをご紹介。
トイレを新しくしたい!!
でも、何から考えたらいいのか、今はどんな便利な機能があるのか、どんなトイレがいいのか…
と、悩まれている方も多いはず。
今回は、TOTOの水まわりガイド「レストルーム」編から、
『理想のトイレの作り方』を建築家の方のお話を交えてご紹介します。
まずは、TOTOで実施されたアンケートの結果をご紹介。
◎トイレの汚れ、どこが気になる?
見えない部分の汚れが気になる人も多い
1,便器の内側 55.8%
2,便器のフチノの裏側 55.1%
3,床 35.8%
4,便座の裏側 29.8%
5,便器と床の取り付け部分 24.5%
便器や床、ノズルなど様々な場所の汚れが気になるトイレですが、
「便器の内側」や「フチの裏側」「便座の裏側」など、目立たない部分の汚れも
気になる方が多いことがわかりました。
見えない部分まで清潔にしたいというニーズが伺えます。
◎トイレでお客様をおもてなしできる?
来客に配慮したトイレへのニーズが増加
1,トイレは常に清潔に保ちたい
男性 55.5% 女性 72.8%
2,来客に配慮した人に見せられる空間にしたい
男性 18.9% 女性 36.9%
来客に配慮したトイレへのニーズが増加トイレはいつも清潔にしておきたいもの。
特に小さなお子様を持つお母さんの多くから「清潔なトイレ」に加えて
「来客に配慮したトイレ」にしたいという声が集まりました。
お子様や親同士がお互いの家を訪れる際のおもてなしに、トイレは欠かせない場所
としても考えられているようです。
◎大便器のタイプはどう変化した?
タンクレス便器の普及が進行中
大便器のタイプは、すっきりとしたタンクレスタイプの割合が年を追うごとに増加しています。
築10年未満の戸建てでは3割近くとなり、前回の調査(2011年:約1割)と比べ、さらに普及が進んでいます。
また、便器がタンクレスになることで、手洗が別置きになるスタイルが主流になっているようです。
【理想のトイレの作り方】
理想のトイレは、家族構成やライフスタイル、どんな暮らしを求めるかによって変わります。
1,ゲストも大満足のレストルーム空間
最新のトイレ器具には、これまでのイメージを変えるような高いインテリア性のある商品が数多くあります。
小物を飾れるカウンターや、間接照明が美しいキャビネットなど、まるでホテルのような上質な空間で
お客様をおもてなしするレストルームも人気を集めています。
「インテリア性の高いトイレほどお掃除のしやすさは大切。
いつも美しくキープできるよう、清掃性にはこだわって選んでください」
2,家族の思い出を飾るユニバーサルトイレ
年の違う三世代みんなが使いやすいトイレとは、どんなトイレでしょうか。
便器の横にキャビネットや手すりを設置すれば、立ち座りがしやすくなるだけでなく、
カウンターを利用して写真や小物を飾れて、家族の思い出を集めたトイレを作れます。
「リフォームする際、トイレの広さはそのままでも、入り口を引き戸にしたり、
コンパクトな器具を選んだりすることで、空間の使いやすさを向上できます」
3,リビングのような居心地にこだわったトイレ
本や雑誌を読んだり、ほっと一息付いたりと、トイレは思い思いの時間を過ごす場所。
プライベートなくつろぎの場所としてリビングの延長のように考えると、
様々なプランのアイデアが浮かんできそうです。
「リビングと同じ色の床材を選んだり、リビングと家具のイメージを合わせたりすることで、
これまでの冷たい水まわり空間とは違うイメージのレストルームができあがります」
4,あっという間にお掃除完了できるトイレ
小さなお子様も含めて家族みんなが毎日使うトイレですが、お掃除にはできるだけ時間をかけたくないもの。
最新のトイレには汚れやすいフチ裏がなく、便器のお掃除はさっと拭くだけで完了できるなど、
お手入れしやすく、汚れを防ぐための工夫が満たされています。
「昔は家事を頑張ってやることが褒められましたが、いまは頑張る必要はありません。
お掃除の時間は『いかにラクができるか』という視点で器具を選んでください」
いかがでしたか?
今と昔ではトイレに対する考え方や、トイレのスタイルが変わってきているのがお分かり頂けたでしょうか。
TOTOのトイレには、使うたびに自動で除菌してくれたり、掃除のしやすいように
つなぎ目やフチ裏をなくしたりなど、様々な工夫がなされています。
リフォームや新築のトイレ選びの際に、ご検討いただけましたら幸いです😊