家づくりを始めるときに必要となる知識をご紹介します⑥~ローン返済のコツ~
ローンの上手な返し方の一つに繰り上げ返済があります。これは毎月の返済額とは別に、まとまった金額を返済することです。繰り上げ返済額は、基本的にはローンの元金に充てられるので、そのあとの金利も減り、負担が大きく減少します。繰り上げ返済には、毎月の返済額はそのままで元金と利息が減った分、期間を短縮する『期間短縮型』と毎月の返済額を減らす『返済額軽減型』があります。同額を繰り上げ返済するなら、期間短縮型の方が金利の軽減効果は大きいです。
期間短縮型は毎月の返済額はそのままで、元金と利息が減った分、期間が短縮されます。
返済額軽減型は、繰り上げ返済後も返済期間は変えずに、毎月の返済期間を減らします。
返済条件の見直しの際、住宅ローンの返済条件である、返済期間や、ボーナスと毎月の返済比率、返済タイプを変更する方法があります。生活にゆとりのある人なら、返済期間を短縮して毎月の支払額を増やせば、返済総額を大きく減らすことができます。また、元利均等返済から、元金均等返済に変えることによっても、返済額は減らせます。反対に収入が減って、月々の返済額を減らしたい場合は、期間を延長すると効果的です。元金均等返済は元利均等返済に変えることで、当面の毎月返済額は減ります。
反対に収入が減って、月々の返済額を減らしたい場合は、期間を延長すると効果的です。元金均等返済は、元利均等返済に変えることで、当面の毎月返済額は減ります。
借りた後でも無理や無駄がないか見直してみましょう。支払期間を短くしたり、長くしたり、月々の返済を増やしたり、減らしたりと、現状の状況に合った返し方を検討しましょう。
ローン返済のコツに借り換えがあります。借り換えは、現在のローンを完済して、他のローンに組み替えるkとです。例えば高金利から低金利のローンへ組み替えたり、旧タイプから新タイプの有利なローンへ組み替えるというものもあります。ただ、どんな場合でも借り換えが有利ということはありません。ローン残高が少ない場合や、返済期間がそれほど残っていない場合、金利差が小さい場合には借り換えのメリットは少なくなります。また、借り換え費用には最低20万~30万が必要となります。