新築する家の方角について&学校に近い土地や家を探す
家の向きは自分の好きな方角に!
住宅を買う時、一般的には南向きの家が最も良いと言われています。たしかに土地も北向きの土地より南向きの方が高い値が付く傾向にあります。
しかし、周囲の環境と照らし合わせ、ベストな向きがどこかというのは変わってくるものなのです。
家を新築する時にチェックすること
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間取りを考える前に方角を見よう
新築住宅を立てるときは、更地などを見て決めることになるでしょう。ただし、周辺にはすでに家が建っているはず。
周辺の住環境や建物を見て、何時にどこから日差しの入り方や風の流れなどを確認するようにします。間取りはその後考えるようにしましょう。
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知るべきは太陽の動き
理想的な太陽の動きは、朝方に暖かい日差しが入ってきて、強い西日があたらないというもの。
しかし、太陽の向きは季節や地方によって微妙に変わってくるもの。
現地で実際に確認し、建てる家の想像図を描いてみましょう。そして、専門家である建築家や担当の方に相談してください。
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周りの家の向きは気にしない
住宅が密集しているエリアだと、道沿いに似たような家が同じ向きで並んでいることがあります。
しかし、あまり周りと同じだと不便さを感じることも。同じ方角を向いていると、窓も同じような場所になり視線も合いやすくなってしまいます。
家の向きを少し変えることで、日差しが入るだけでなく、周りの視線を気にすることなくカーテンや窓を開けられるようになることもありますよ。
家が学校に近いとメリットがいっぱい!
お子さんがいる家族が家を探す時は、小学校や中学校からの距離も気になりますよね。
そこで、学校に近いことのメリットなどを挙げてみます。
学校が近いことの主なメリット
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安全面
学校から近ければ、子供が一人で登下校する時間が短くなります。小学生の場合、一人で登下校させると犯罪や事故などの危険性があります。しかし、家から学校までが近ければ他の児童の通学路の途中になり、自動的に他の生徒と集団での登下校になります。防犯性が高まりますね。
また、学校の近くは娯楽施設などが建てられないという用途制限があるので、治安面でも安心できます。
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行事への参加・親近感
大人より体力面で不安の残る子どもの足では、学校までの距離が離れていると、時間的なデメリットや体への負荷がかかるといったマイナス面もあります。
親にとっても学校が近ければ、運動会、入学式や卒業式などの子どもの一大イベントとなる学校行事に参加しやすくなり、学校が身近な存在になります。
まだ子育て世帯ではないというご家庭も、将来のことを考えた時に、学校への距離を検討材料にしてみてください。